守口市の会社役員で寺方南小学校のPTA会長を務める南部隼人さん(47)が、特殊詐欺を未然に防ぎ、大阪府警城東署から感謝状を授与された。

1月10日の夜、南部さんは家族と訪れたファミリーレストランで隣席から聞こえる「支払い」「NTT」といった言葉に違和感を抱いた。70代の男性が未払い料金を請求される電話を受けており、会話が30分以上続いた末に、「コンビニで振り込む」という発言が聞こえたため、詐欺を確信。即座に110番通報し、被害を防いだ。
「PTA活動を通じて特殊詐欺の手口を学ぶ機会があり異変に気づけた。地域との関わりが危機察知の力を高めた」と語る南部さん。
実は犯罪を防いだのは今回が初めてではない。約20年前、大阪・ミナミの難波駅でひったくり犯を取り押さえた経験を持つ。
「迷ったら通報を」。冷静な判断が、またひとつ被害を未然に防いだ。