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エコな店舗が700店集合 万博記念公園でGWに開催

 自然豊かな春の万博記念公園で、4月25日~29日、5月2日~6日の2週にわたり「ロハスフェスタ万博2025春」が開催される。さまざまな手作り作品やアンティーク、楽しいワークショップに出会える人気イベントで、入場料は500円(小学生以下は無料)。

 「オシャレにかわいくエコを実践しよう」と、2006年から始まったロハスフェスタ。 初開催から20年目を迎え、マイ食器やマイバッグを持参する 「エコを楽しむイベント」としてすっかり根づいてきた印象がある。 今回も、天然花を使ったアクセサリー、海外伝統織物と日本作家のコラボ作品、伝統と新しい感性が同居したオリジナル陶器、子育てママの経験から作られた子ども服、香ばしくヘルシーな焼き菓子など、一点モノの手作り雑貨やこだわり食材のフードを扱うショップ約700店舗が集合する。

 出展作品は、ロスフラワーや間伐木材、陶器の破片などの不要品を昇華させた作品や、フェアトレード商品などサスみては。出展者のリストは、公式Web(https://lohasfesta.jp/)で公開されている。

 このほかにも、子どもたちがSDGsやウェルビーイングなライフスタイルを体験できる企画や楽しく学べるワークショップが多彩に開かれる。

 注目のコンテンツを一部紹介する。
▼ロハッチクイズラリーでSDGsを学ぼう!
 会場内に設置されたクイズに答えながらSDGsを学習。徐々に完成するスタンプや賞品のSDGs絵本など、学びと楽しさがいっぱい。

▼テント布でつくろう!マイバッグ
 イベントで使用したテント布でマイバックを制作。リユース素材で作る、世界にひとつだけのマイバックが完成!

▼絵の具で遊ぼう!
 形にとらわれず、水遊びや泥遊びと同じように手足や全身を使い、絵の具の感触を楽しみながら自由に絵を描いて遊ぶイベント。普段は「汚しちゃダメ!」と言われることが多い子どもたちも、床に敷いた紙の上でダイナミックに絵を描くことができ、絵の中を泳いでいるような楽しさが体験できる。要予約。

▼ロハスフェスタSDGs見学ツアー
 会場には、使用済み天ぷら油、牛乳パックなど、ご家庭の不用品を回収する「エコリサイクルコーナー」を設置。特に使用済み天ぷら油は、精製して会場で使用する発電機の燃料(バイオディーゼル)に、牛乳パックは会場内トイレのトイレットペーパーに生まれ変わる。また、マイ食器・マイボトルの持参を呼び掛け、会場内はリユース食器を使用。使い捨て容器を減らし、ゴミゼロを目指している。そういった一般市民参加型SDGsの取り組みを広げていくため、自治体・企業・学校などを対象に運営ノウハウを紹介する「ロハスフェスタSDGs見学ツアー」も開催している。

■ロハスフェスタ万博2025春/万博記念公園 東の広場(吹田市千里万博公園1-1)