タイガー魔法瓶(門真市)は、阪神・淡路大震災の発生から30年を迎える1月17日に行われる「ひょうご安全の日のつどい」(HAT神戸=神戸市中央区脇浜海岸通2-2-2)に、〝災害時でも炊きたてのおいしいごはんが食べられるように〟という思いから開発した電気やガスを使わない炊飯釜「魔法のかまどごはん」を使った炊飯体験、おむすびの試食ができる「防災炊飯体験ブース」を出展する。
午前の部(午前10時半~午後1時)は炊飯体験のみ、午後の部(午後1時~同3時)は炊飯体験とおむすびの試食が行われる。
同イベントは、HAT神戸での追悼式典「1.17のつどい」や、復興した街並みを歩くメモリアルウォークのほか、なぎさ公園(神戸市中央区脇浜海岸通)の交流ひろばでは、防災活動についての展示や、県内の若者グループによるステージ、防災訓練などが行われる。
同製品は、電気やガスを使わないのが最大の特長で、燃料として新聞紙一部(3合なら36ページ分)さえあればご飯を炊くことができる。普段はアウトドアグッズとしてキャンプなどで活用し、いざという時には防災グッズとしても活躍するアイテムだ。使った後も、水で濡らしたスポンジで拭くだけで鍋のすすが落とせるので、洗剤も必要ない。
2024年度グッドデザイン賞では、グッドフォーカス賞[防災・復興デザイン]を受賞した。公式オンラインストア限定で販売されている。
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