阪急うめだ本店でNPOフェスティバル開催 病気や障がいのある子どものケア用品販売

 阪急うめだ本店で子ども支援に取り組む社会貢献団体をパネルと動画で紹介する企画「第20回 H2Oサンタ NPOフェスティバル」が2月19〜24日、開催される。
 今回で20回目となる同イベントは財団設立よりこれまで述べ227団体を支援し、893万8447円の募金を集めている。

 また、人気企画の「H2Oサンタ『世界にひとつだけのブライス』 チャリティーオークション」は、阪急うめだ本店と阪神梅田本店の人気ファッションブランドの協力で制作した、オリジナル衣装をまとった米国発祥の人形・ブライス全56体を会場に展示し、WEBオークション形式で販売する。

【展示団体(2月19~21日)】
・公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金(小児がんや難病のこどもの滞在施設チャイルド・ケモ・ハウスの運営)
・認定NPO法人日本クリニクラウン協会(長期入院生活を送るこどもたちの支援)
・認定NPO法人プール・ボランティア(障害児へ水泳の体験を提供)
・認定NPO法人兵庫介助犬協会(介助犬の育成、無償貸与)
・認定NPO法人日本こども支援協会(里親制度の啓発・里親支援)
・公益財団法人民際センター(アジアの貧困地域のこどもの教育支援)
【展示団体(2月22~24日)】
・一般社団法人チャーミングケア(病児・障害児のためのショッピングモールを運営)
・NPO法人西淀川子どもセンター(こどもの食事・教育支援)
・NPO法人オーシャンゲート ジャパン(障害があるこどもたちも楽しめるダイビング体験の提供)
・社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所(盲導犬の育成、無償貸与)
・公益社団法人家庭養護促進協会大阪事務所(里親・養親家庭をさがす活動)
・認定NPO法人ノーベル(訪問型病児保育で親子を支援)

 会場では展示のほかワークショップや物販も行われており、普段なかなか手にとってみることのできない病児や障がい児向けの医療ケアグッズの販売がチャーミングケア(池田市)のブースで行われる(22日から出展)。

 今回初出品となるペットボトルのキャップが開けづらい人への便利グッズ「スマホホルダー&ペットボトルオープナー」や、前開きできるTシャツ、胃ろうカバーや胃ろうチューブ専用ブラシなど約30アイテムが展示販売される。

 同イベントは毎年寄付を行っており、今回は売上から人形原価と消費税を差し引いた金額を、社会福祉法人中央共同募金会の「災害ボランティア・NPO 活動サポート募金(ボラサポ・令和6年能登半島地震)」に寄付する。

■阪急うめだ本店 祝祭広場/大阪市北区角田町8−7 9階