GUCCIと言えば、男女を問わず大阪人大好きブランドだ。大阪・梅田のハービスPLAZA ENT内に、グッチの新たな2つの施設が11月23日にオープンした。
ブランド美学を体現した「グッチ大阪」と、世界で2店舗目となるバー「グッチ ジャルディーノ」である。大阪・関西万博を控えた都市開発の一環として、新たなランドマークとなるこの空間は早くも注目を集めている。
刷新されたグッチ大阪 最新コンセプトでリニューアル
「グッチ大阪」は、最新のショップデザインコンセプトでフルリノベーションされた総床面積780平方メートルの広大な空間を誇る。メンズ・ウィメンズの最新ウェアコレクションからラゲージ、バッグ、シューズ、アクセサリー、ジュエリー、ウォッチに至るまで、多岐にわたるアイテムが揃う。
外観は硬質なマットシルバーのウォールと、柔らかなホワイト光で描き出す日本の伝統模様が特徴。内部はシルバーとホワイトを基調に、ソフトなグリーンカーペットの質感が映えるデザインとなっており、洗練された現代的な雰囲気を演出している。
2階には完全予約制の「グッチサロン大阪」を併設。東京のグッチサロン並木に続く日本で2店舗目となるこのスペースでは、ハイエンドスペシャリストによるメイド・トゥ・メジャーやメイド・トゥ・オーダーのサービスを提供。選りすぐりのアイテムを手に取るだけでなく、特別な体験が可能だという。
「グッチ ジャルディーノ」世界で2つ目のバーが大阪に登場
今注目の「グッチ ジャルディーノ」は、フィレンツェに次ぐ世界で2店舗目のバーとして誕生した。空間デザインは、グッチのクリエイティブ・ディレクターであるサバト・デ・サルノ氏が企画した「DESIGN ANCORA(デザイン アンコーラ)」に基づき、イタリアの黄金時代を称える内装となっている。
「グッチ ジャルディーノ」のバーマネージャーは、セバスチャン・ヴィゲラ氏。チリとイタリアにルーツを持つ彼は、世界各地を旅しながら技術を磨くうちに、日本文化とホスピタリティに魅了され、10年以上、日本での実績を重ねてきた。リキュールやフレーバーシロップを使わず、フルーツや野菜、ハーブ、スパイスなどの素材を組み合わせて作るカクテル「ミクソロジー」を提供。加えて、セバスチャンは「カクテル作りの技術にとどまらず、コミュニケーションの一環です」と話す。彼が生み出すカクテルにはイタリアの伝統と日本の繊細な感性がブレンドされており、訪れる人に物語性にあふれたミクソロジーという芸術を提供する。
復刻された〝Le Mura〟のソファなどを配置し、イタリアンエレガンスとコンテンポラリーな日本の感性を融合。ミクソロジストのセバスチャン・ヴィゲラが監修する革新的なカクテルと、多彩なフードメニューが特徴だ。
併設された「ラボラトリー」では、ミクソロジーとバーフードのペアリングを提案。ネグローニやスプリッツのトロリーサービスも実施され、パフォーマンスを通じてゲストの目の前でカクテルを完成させる特別な体験が提供される。
新たなラグジュアリースポットとして注目
「グッチ大阪」と「グッチ ジャルディーノ」は、グッチが提案するラグジュアリーの新しい形を大阪で具現化した施設として、大阪・梅田の新たなランドマークとなるだろう。ファッション、クラフツマンシップ、そして最先端のミクソロジーが融合したこれらの空間は、国内外の来訪者に新たな体験を提供していく。
■グッチ大阪 グッチサロン大阪/大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT 1・2階
https://www.gucci.com/jp/ja/store/2222-umeda-kitaku
■グッチ ジャルディーノ/大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT 2階(エントランスは1階)/
電話06(6343)0080
https://www.gucciosteria.com/ja/osaka-garden