モダンと和風の融合、味も見た目も楽しめるパティスリー

二人三脚でお店を営む栗本さんご夫婦

 閑静な住宅街にたたずむ「Pâtisserie MARRON(パティスリーマロホン)」は、天神橋筋3丁目商店街から東の路地に入った場所に立地し、夫婦2人で切り盛りするこぢんまりとしたパティスリーだ。

 パティシエとして約20年のキャリアを積んだ店主の栗本大輝さんが約1年前にオープンした同店は、日本の伝統色が命名された色鮮やかなケーキがショーウインドウに並ぶ。ピスタチオとクリームチーズのケーキ「青朽葉(あおくちば)」や、いちごのショートケーキ「石竹色(せきちくいろ)」などのレギュラーメニューから、りんごのロールケーキに鳴門金時を載せた「黄檗色(きはだいろ)」といった季節のケーキが多数取りそろえている。特に、ご自身の名字にもある「栗」をメインとした、塩バニラのマカロンをベースにマロンムースをトッピングした「栗皮色」は、形が崩れやすいマカロンと上に載せたムースのバランスを整えるのに苦心した自信作とのこと。

ご自身の名字にも由来する「栗」をメインとしたこだわりの一品

 そのほかにも、フロランタン、フィナンシェといった焼き菓子の販売や誕生日など記念日のケーキの予約も受け付けている。

 見た目に楽しく、美しいケーキはデザインを学ばれていた奥さんも制作に協力されているそう。

 開店1周年を迎え、2月21、22日の2日間に限り500円以上購入した先着50人に、朝焼きのマドレーヌがプレゼントする。

定番の焼き菓子もずらり

■Pâtisserie MARRON(パティスリーマロホン)/大阪市北区同心2−4−10渡部ビル1階/電話06(7410)5805/毎週火・水曜日定休