預金から投資まで対面サポート 難波に「SBI新生ウェルスマネジメント」がオープン

左から、SBI新生ウェルスマネジメント難波の郡司掛司支店長、SBI新生銀行の大竹博貴常務執行役員、SBIマネープラザ太田智彦社長、SBI新生銀行 難波フィナンシャルセンターの船橋誠センター長

 SBI新生銀行と、SBI証券の子会社であるSBIマネープラザは、難波(大阪市中央区)に共同店舗「SBI新生ウェルスマネジメント 難波」を1月14日に開設し、オープニングセレモニーを行った。

 同店は、1月に移転した「SBI新生銀行難波フィナンシャルセンター」の新店舗に併設。従来の銀行サービスと共に、インターネット証券で約1300万口座を持つSBI証券の強みを生かした国内外の株式や債券、投資信託など幅広い有価証券に加え、先進的な不動産のデジタル証券など、総合金融サービスをワンストップで展開する。

 今回の開設で、既存の梅田や神戸、京都と併せ、関西圏で4店舗目。全国19店舗の運営体制となった。

 同行の大竹博貴常務執行役員は、「世の中が『貯蓄から投資へ』という流れが加速する中、今回のオープンで対面に強い銀行と、ネット証券の豊富なラインナップとそれぞれの強みを融合し新しいシナジーを作りたい。お客さまからは、資産運用や資産管理のセカンドオピニオンとして相談に乗ってほしいというニーズに応じて、専門性の高いアドバイスとSBIグループの総力を結集したサービスを提供していきます」と抱負を語った。同店は専任の担当者を59人まで拡充、店内には7つの相談専用の個室を設置している。

相談専用の個室でSBIのフルラインナップを紹介する同店スタッフ(右)

 夏頃には、SBI証券とSBI新生銀行間での株式買付などの出入金がネット上で完結するハイブリット預金も予定している。