20代の男女の約50%が「結婚式はしない派」 新たな結婚式の形「フォトウエディング」

 コロナ禍を経てライフスタイルが多様化し、結婚式に対する意識は大きく変化してきている昨今。結婚式を挙げず、写真で結婚の記念を残す「フォトウェディング」という選択肢が若者世代を中心に広がっている。

 フォトスタジオワタナベ(奈良県奈良市、代表取締役・鈴木 大明)が実施した、直近3年以内に結婚した20代の男女を対象に「若年層の結婚式」に関する調査を実施した調査によると、20代の男女の約50%が結婚式を挙げていないという結果が得られたという。

 今回の調査から、直近3年以内に結婚した20代の男女の約50%が結婚式を挙げておらず、20代の男女が結婚式を挙げない最も大きな理由は、費用が高いからであることが判明した。

 なお、リアルな結婚式を挙げていない20代男女もその内半数以上が「フォトウェディング」は行っており、フォトウェディングを行う最も大きな理由は「記念として写真で形に残したかったから」であることが明らかに。

 こども家庭庁が発表している「結婚に関する現状と課題」によると、そもそもの婚姻率が下降している原因として、出会いがないという回答が多数な中で結婚資金の課題も根強く残っているのが現状だ。

 結婚観が時代と共に変化してきているように、結婚を決めた後の「結婚式観」にも変化が起きている。新たな「結婚式の形」フォトウエディングに今後も注目したい。

■渡辺写真館/奈良県奈良市鶴福院町26