楽天主義・人間好き・仕事好き・思いやりがあること
「情熱に勝る能力なし」「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を言う」-。「第9回幸せ運ぶハチドリ会」(人々の幸せ創造協会主催)が10月26日、大阪駅前第2ビルで開かれ、大谷経営塾代表の大谷將夫氏が「運とツキを呼ぶ人生と経営~成功の法則~」と題して講演。体験に基づいた〝成功語録〟を披露し、参加者の共感を呼んだ。
大谷氏は宝酒造に入社後、新規事業としてスタートした飲料事業をゼロ(0)から年商350億円に成長させるなど手腕を発揮。「タカラみりん」の基礎をつくり上げ、「すりおろしりんご」などのヒット商品を開発した。2000年にタカラ物流システムの初代社長に就任後は、13年間で年間利益を1億円から5億円にまで拡大し〝大谷流経営手法〟と注目を集めた。
この日の講演でも、経営の成功事例を紹介しながら、経営者としての条件、出世するコツなどを披歴。「運は自らつかむもの。人間関係が上手にできる人が運を呼び込み、幹部になる。成功する社長は楽天主義・人間好き・仕事好きで、思いやりがあること」と強調した。