「旅を楽しくする」をテーマに国内68、海外5の施設を運営している星野リゾートがこのほど、大阪市内で「関西プレス発表会 2024」を開いた。関西圏に展開する同社が今秋冬にかけて実施する新企画を発表した。
星のや奈良監獄
主なトピックとしては、国の重要文化財「旧奈良監獄」(奈良市)を活用したホテル「星のや奈良監獄」を26年春にオープン。同施設は星野リゾートと旧奈良監獄保存活用による協定書の締結に基づき、旧奈良監獄の赤レンガ建造物の魅力を最大限に生かした空間で、非日常なひとときを味わうラグジュアリーなホテルに生まれ変わる。
OMO関西空港
23年3月に開業した「OMO関西空港by 星野リゾート」には、新たにクラフトビアバーが誕生する。
11月1日にオープンするのは長野県軽井沢で創業したクラフトビールメーカー「ヤッホーブルーイング」の看板商品「よなよなエール」とコラボしたクラフトビアバー「よなよなムーンウォーク」。ルーフトップテラスでクラフトビールを片手に大阪湾に沈む夕陽や夜景を楽しんでほしいという。
OMO7大阪
新今宮駅前の「OMO7大阪」では大阪・関西万博の期間中、「万博マニア」を迎え、知られざる万博の魅力を深く学ぶ講座や、万博に関する内容を取り入れたOMOレンジャー(地域と連携し近所の魅力を伝えるスタッフ)による「ご近所ツアー」などを開催する。
総支配人の蕪木翔太さんは「万博をきっかけに、大阪の街全体がさらに活性化し、持続可能な発展を遂げることを願っている。OMO大阪は、地域の一員として万博の成功、そしてその先の未来に向けて貢献していきたい」と話していた。