来年開催される大阪・関西万博に向け、大阪・京橋の地下街「コムズガーデン」が改装工事のため閉鎖される。9月30日に施設内全店の営業が終了、10月1日から全面閉鎖となる。期間は来年4月上旬までの予定。
改装工事に伴い、地下1、2階が全面閉鎖するため、エレベーターやエスカレーターの利用ができなくなる。このため、地下鉄からJRや京阪電車に乗り換える場合は、地上をう回するルートとなる。車いす利用者などは地下鉄3号出入口に仮設の昇降設備を設置する予定だ。リニューアルのイメージは非公表だが、コムズガーデンを運営管理する大阪地下街の安藤伸子さんは「京橋エリアのにぎわい創出に期待したい」と話している。
同時期には施設の地上部にある京橋公園も再整備。大阪市建設局によると、老朽化したタイルの舗装や植栽を手入れし、北東側と南東側をバリアフリー化。東西方向の見通しも良くするなど、利用しやすく、すっきりとした公園にする構想という。