最年少は4歳! 漢検成績優秀者を表彰

 日本漢字能力検定協会は、「日本漢字能力検定(漢検)」で特に成績優秀な個人と団体を毎年度表彰している。

 個人の部では、検定回(第1~3回)ごとに、各級において上位の合格者に賞が贈られる。また、年齢層相当級以上の級の合格率が高い団体には団体賞が贈られる。さらに、家族で受検し優秀な成績を収めた人々にも賞が贈られる。

 そして、令和5年度分の表彰式が8月10日にホテルグランヴィア京都(京都市下京区)で実施され、全国各地から受賞者が集った。

家族で受検した人のうち、特に優秀な成績をおさめた家族に贈られる「特別賞 家族の部」表彰の様子

 漢検1級の最年少合格者である角鹿脩斗さん(宮城県・受検当時中2)は受賞者代表としてあいさつを行い、「SNSを活用し、同じく1級を目指す仲間と交流し、一緒に対策を行えることが励みになりました」と話した。

受賞者代表としてあいさつする角鹿さん

 各級において最高位の合格者各回1人に贈られる 「日本漢字能力検定協会賞」を受賞した山本一輝さん(大阪府・受検当時年中 、10級)は、「2歳から漢字が大好き。今は7級を目指して勉強中です」と話した。

笑顔で賞状を見せる山本さん

 今回受賞した成績優秀者一覧は漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム・京都市東山区)で2025年6月末まで掲示される。