カナダのフォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツなどは8月1日、大阪・堂島で高級ホテル「フォーシーズンズホテル大阪」(北区堂島2─4─32)を開業した。同ブランド初の大阪進出で、最高級スイートは1泊200万円を超える。
1日に行われた開業セレモニーには、事業主のホテル・プロパティーズのマイケル・インマン日本代表、東京建物の秋田秀士取締役専務執行役員、同ホテルのアレスター・マカルパイン総支配人が出席し、〝水都大阪〟を連想させる氷のモニュメントが登場した。
ホテルは電通大阪ビル跡地に建設された超高層複合タワー「ONE DOJIMA PROJECT」の地下1~地上2階と28~37階にあり、客室は175室、標準的なツインルームは1泊14万5000円から。
28階には畳を敷いた特別フロア「GENSUI(玄水)」があり、専用ティーサロンも備える。設備として、16㍍のプール、サウナ、ジムがあり、レストランやバーも充実。37階には広東料理のレストラン「江南春」やバー「ボタ」があり、大阪市街を一望できる。
マカルパイン総支配人は、「和モダンの客室で大阪市内の他のラグジュアリーホテルとの差別化を図る」と述べた。