江戸時代の風情に思いをはせる「京街道ウォーク」

「京街道ウォーキング」に参加した瀬野市長(右から4人目)ら

 「東海道五十七次」の歴史を知ってもらおうと大阪ウォーキング「京街道ウォーキング」(主催・大阪府歩け歩け協会)が開催された。コースは、JR京橋駅をスタートし、京街道の守口宿から守口駅(大阪メトロ)までの8キロ㍍と枚方宿経由京阪枚方市駅までの22キロ㍍の2コース。

 東海道五十三次は、江戸と京を結ぶ品川宿~大津宿までの街道。一方、京街道は、大阪から京都へ向かう街道の総称で、髭茶屋(ひげちゃや)から枚方を経て大阪市内、高麗橋まで延び、伏見・淀・枚方・守口の4つの宿場がある。このため4宿を加えて「東海道五十七次」と呼ばれている。

 1月28日のウォーキングには、瀬野憲一守口市長や高橋知史大阪シティ信用金庫・吉野敬昌枚方信用金庫の各理事長、200人の職員らが参加。大阪シティ信用金庫は、ウォーキングイベントなどを通じ、健康増進や生活習慣病予防のために地域連携を推進し、地域社会の発展に資することを目的に活動を行っている。今回は、大阪側の宿場が、大阪シティ信用金庫本店の「高麗橋」、守口支店の「守口宿」、そして「枚方宿」に枚方信用金庫本店が位置することから共同で参加する運びとなった。参加者は、江戸時代の街道の風情に思いをはせて各コースを歩いた。