大阪で「F1誘致」構想 吉村知事、横山市長も協力に前向き

 公益財団法人大阪観光局の溝畑宏理事長が、自動車レースの最高峰「F1世界選手権」の大阪誘致を目指す方針に吉村洋文知事も協力に前向きな意向を示した。1月15日開催の大阪の観光戦略を検討する会合で溝畑氏は「国内外の企業にF1レースをやりたいという声がある」と述べ、民間の資金を活用していく構想を披露した。

 F1の誘致を巡っては、吉村知事が大阪市長時代に万博開催後の大阪・夢洲で公道レースによる誘致の考えを表明したが、経費の大きさやレース用の道路整備の難しさなどから断念した経緯があったが、吉村知事、横山英幸大阪市長も「民設・民営が可能なら積極的に応援していきたい」などと表明している。