もりかどグルメ三番勝負！！ Z世代の高校生が審査

守口を拠点にラジオパーソナリティーやタレントとして活躍するU.K.。そして、門真を拠点に新極真会空手を広めている師範・阪本晋治。
わが街を愛する2人が自信を持って薦めるグルメ3番勝負！　しかし、彼らおっさん達の味覚や感性は、未だに最先端なのかは疑わしい。
ならば、時代の先を行くZ世代に審査してもらおうじゃないか！　明誠高校北大阪SHIPの高校生審査員たちに協力してもらい「いざ実食！」

先鋒戦：オムライス

高級なトリュフとチーズがたっぷり

アンティークカフェがコンセプトの洋食店。装飾やテーブル、いすまでアンティークで統一されたゆったりとした店内で食事を楽しめる。約8割は女性客で、食事の後はカフェ利用が多いのだとか。珍しいトリュフを気軽に味わえる「カルボナーラオムライストリュフのせ」は新商品で、ガーリックライスにホワイトソースを使用。ほかにもトマトソースや明太子クリームなど好みに合わせて選ぶことができる。

人生初トリュフの感想は〝高そうな味〟。チーズ好きだから削りたてをたっぷり掛けてもらえておいしかったし、店長もやさしかった。

cafe&Dining on℃ ―温度―
守口市大日町1-2-1 ラ・ハートビル2階
［営］11:30～23:00　［休］月曜

ママの次においしいオムライス？

20年続く門真の洋食屋さん。店主の中山さんは肉、パン、中華料理などいろんなジャンルの店で修行を積み、お店をオープンさせたそう。『お母さんの次においしいオムライス』がコンセプトで、卵の下はケチャップライスではなく、鶏油（チーユ）ライス。「卵は鶏だから、味付けも鶏の方が合う」のだとか。

卵が分厚くて、オムライスというよりもオムレツにライスが入っている感覚。卵の味わいもしっかりでした。ライスはしっとり系で、見た目以上にボリューミー。

ぷてぃあゔぃにょん
門真市速見町5-6
［営］昼11:00～14:00、夜17:00～23:00（日曜のみ22:00まで）
［休］月曜

中堅戦：ラーメン

新食感！生卵を絡めて食べる

店主おすすめの『和え麺』をいただきました。タレと生卵を絡めて食べる「和風？中華風？カルボナーラ？」のようなラーメンでした。麺とのタレとの相性も良くツルツルいけてあっと言う間に完食！　トッピングの鶏チャ－シュ－との相性も抜群でした。お店も満員御礼で行列が出来てました。つぎは違うラーメンも食べたいです！

元板前さんが作る仕込みから出汁まで素材をこだわり抜いた一杯。ほのかに日本料理の繊細さを感じます。

麺やしき
守口市豊秀町2-1-3 エスポワール豊秀ワン1F
［営］11:30～14:00、18:00～21:00（土・日・祝は昼は15:00まで）
［休］火曜・月曜（ただし月曜は祝日の場合、15：00まで営業）

もはやラーメンという日本料理

「ラーメンを食べなくなった人が、もう一度食べられるようなラーメンを」と日本料理で修行を積んだ松永さんが店主を務めるチンタンスープが目玉の店。「買ったものを出す」のではなく「料理したもの」を出すこだわりで、備えつけも鶏そぼろを使用。「透き通った」を意味するチンタンスープから、改良を加えて現在のオリジナルスープになったそう。

トッピングも上品な味付けだし、深みのある味のスープだった。半熟卵ではなく温玉なのもおもしろい。接客もていねいで、落ち着いた雰囲気も高評価です。

ゆた花
門真市新橋町12-18-102
［営］11:30～14:00、18:00～21:00
（火・木は昼のみ、土日は昼15：00まで）

大将戦：パン

端っこまでカレーがたっぷり

　ホテル宿泊客だけでなく、地域住民も通えるベーカリーを2012年に開業。お店の内装・外装はフランスのパン屋をイメージして設計されている。看板商品の『黒カレーパン』は伝統の黒カレーを気軽に楽しめる一品。中心だけでなく、パンの端までカレーの味を楽しめるように円盤形になっている。11月にはリニューアル版が発売されるそうです。

見たことのない形のカレーパン。薄くて端っこまでルーがたっぷりでおいしい。どこを食べてもカレーの味がしました。辛くないから、辛口が苦手な人も大丈夫かな。

ベーカリー&パティスリーファゴット
守口市河原町10-5
［営］7:00～19:00

100種類から選ぶのが楽しい

門真の新しいパン屋さん。オーナーの本田さんは門真市に40年以上住み、地域に還元できるものは何かを考え、人が集まる場所を提供したいとパン屋をオープンしたのだとか。「選ぶ楽しさを知ってほしい」とお手頃（130円）のパンは100種類以上。パンはスクラッチ製法と呼ばれる粉から店内で作り、看板商品はきなこモチモチパンで、芋餡（いもあん）を使い素材一つ一つにもこだわっている。