不登校・発達に不安のある親子の居場所

 西中島南方に不登校になった子たちの新しい居場所ができる。特定非営利活動法人ここのば(代表理事:百瀬洋介)は、不登校や発達障害により外出しにくい児童や、大勢の友だちとの関わりに苦手意識のある児童のため、そして、保護者間でよくある悩みや「あるある話」を気軽に相談できる場所として、「pivo」を11月から開所する。

 開所時間は隔週日曜日の午前10時から正午の2時間。マインクラフトやScratchプログラミング、ドローンで児童たちが思いっきり遊べる環境を用意。初めて利用する児童には相談員や他の児童たちが遊び方を教える。習熟度の高い児童はITを活用した仮想空間で遊びを楽しめ、児童同士のかかわりを促進していく。
 また、保護者も一緒に参加することができるほか、コーヒーを飲みながら保護者同士で雑談できる環境作りを整備。専門的な相談は常駐する専門的相談員が対応する。 

 代表の百瀬洋介さんは現在小学校5年生の息子さんが不登校となっている。保育園児のときに自閉症スペクトラム症との診断があり、そこから初めて療育に接することとなった。不登校の親を経験する中で、思いのほか気軽に相談できる場所がないことに気が付いた。身近に気持ちを共有できる人がいることで、保護者の精神的な負担は緩和されるのではと考えている。 

 百瀬さんはこれまで未就学児の個別療育および保護者支援を実践し、小規模保育所45園の事業責任者に従事してきた。同法人は発達障害の専門性や療育および保育の知見を生かして、福祉事業所(保育園・児童発達支援・放課後等デイサービスなど)の業務支援や経営支援についても注力していくと意気込んでいる。

■特定非営利活動法人ここのば運営「pivo」/大阪市淀川区西中島 4-4-25 フルーレ新大阪 410号室/問い合わせはメール、info@coconova.or.jpへ