コロナ禍で閉店した創業59年の中華料理店が期間限定でオープン!

国産小麦を使用した「醤油拉麺」と薬膳漢方使用の「汁なし担々麺」(右)

薬膳担担麺とな!?

 大阪・十三にコロナ禍で閉店した創業59年の中華料理店が、「らーめん・担担麺専門店」として今月8日から半年間の期間限定でオープンする。

 1963年に創業した中華料理「龍鳳」はコロナ禍の影響を受け昨年4月に惜しまれながら閉店。「龍鳳」の味を残すため、専門技術スタッフが生餃子や冷凍食品の製造販売を続けていたが、常連客から店舗を再開してほしいという強い要望に応える形で、期間限定ではあるが再開することが実現した。

創業59年、伝統の味を受け継ぐ

 「龍鳳」の伝統の味に、次世代に向けて新たな魅力を兼ね備えた意味を込め「and龍」(アンドリュー)と名付け、今後新たな分野にもチャレンジする方針だ。

 「龍鳳」の人気メニューである薬膳麻婆豆腐をはじめ、創業以来の調理技術を生かした薬膳担担麺や新たに動物性食材を使用しないヴィーガンメニューも取り揃えている。

「体によくて美味しいらーめん」がコンセプト

 同店の看板メニューは、薬膳漢方を使用した「らーめん」と「薬膳担担麺」だ。漢方を日常に取り入れることでもっと身近に感じてもらい、心と体に無理のない「美と健康づくり」を提案している。

 客席には薬膳漢方を調合した調味料を備えており、辛みの調整はもちろん、体の状態に合わせて漢方を気軽に取り入れられる工夫をしている。

 オープンを記念して、麺類を注文すると同店で使用している「薬膳唐辛子」「薬膳山椒」いずれかをプレゼントしている。数に限りがあるので、なくなり次第終了となる。〝膳〟は急げ!

ヴィーガン担担麺(左)と漢方を配合した辣油、唐辛子、山椒などで好みに合わせて調整できる
ヴィーガン焼き餃子とヴィーガン生姜餃子(右)

■らーめん・薬膳担担麺 アンドリュー/大阪市淀川区十三本町1-7-3/電話06(6755)9080/11:00~23:00(L.O.22:30)/年中無休