男子バレーボールチーム「パナソニックパンサーズ」と守口市は8月29日、同市役所で包括連携協定を締結した。パンサーズおよび運営会社「パナソニックスポーツ」の久保田剛代表と瀬野憲一市長が協定書に調印した。今後はスポーツによる地域活性化や市の魅力発信のための活動を行っていく。
同社は企業の業績に左右されないサステナブルなチーム運営を目的に、昨年4月に設立。パンサーズのほか、プロサッカーチーム「ガンバ大阪」、ラグビー、野球、女子陸上の5つ競技団体を一体経営する。パンサーズの所属する「Vリーグ」が来年秋にプロ化し「SVリーグ」に移行するため、市民に向けてホームゲーム開催のPRや、市民招待デーなどで地域の競技人口やファン層の拡大も狙う。
久保田代表は「小中学校でのバレーボール教室や地域イベントでのトップ選手との交流、所属トレーナーらによるシニア向けストレッチ教室など、バレーを通じて、生きる喜びや夢を提供していきたい」と話した。瀬野市長は「スポーツに触れる機会が増え、地域が盛り上げることを願う」と話していた。