車内熱中症指数、わずか15分で危険レベル

 JAF(一般社団法人日本自動車連盟)大阪支部(小林恭彦支部長)は、気温が上昇するこの時期に、車内熱中症の危険性を呼び掛けている。

 総務省消防庁によると、昨年7月に熱中症で救急搬送された人は全国で2万7,209人。中でも大阪府は1,738人で、特に5月から9月においては、4,628人にのぼる。

 JAFが実施したユーザーテストによると、軽ワゴン車より大型SUV車の方が車内温度とダッシュボードの温度が高くなる。同じ車両で同じ気温なら、湿度が高い車の方が熱中症になりやすいことが分かった。

 また、車内温度の検証テストによると、気温35℃の屋外に駐車した車内の熱中症指数(WBGT)=グラフは、窓を閉め切った状態でエンジン停止後、わずか15分で人体にとって危険なレベルに達した。車を日陰に駐車したとしても、その車内温度差はわずか約7度で、駐車場所にかかわらず外気温が高温の場合は注意が必要だ。車内熱中症予防のためにも、こまめな水分補給や冷房の利用を勧めている。