
大阪の経営者らが約1年間伴走する10代向け起業家育成プログラム「YOUNG IMPACT(ヤングインパクト)―志甲子園―」2期決勝大会がこのほど、トゥモローゲート本社(大阪市中央区)で開かれた。
社会課題の解決に挑む9人がビジネスプランを発表し、経営者による伴走支援を受ける「STARs(スターズ)」として細井愛茉さん(14)、神田芙羽さん(17)、森田智信さん(19)の3人が選ばれた。
プログラムは10~18歳を対象にした起業家育成事業。約4カ月にわたり毎週オンラインで勉強会やプレゼン指導を重ね、本選ではプレゼン3分、質疑応答6分で事業内容や実現性、収益性などについて経営者が本気の問いを投げかけた。

主催するMeta Osakaの毛利英昭社長は「若い人たちには多くの可能性があるのに、それが大人に伝わる仕組みがない。YOUNG IMPACTをその仕組みとして確立し、挑戦が次の挑戦を生む循環を大阪からつくっていきたい」と話した。
選ばれた3人は次の通り。
細井愛茉さん(14)
外国人観光客によるポイ捨て問題の解決を目指し、提灯の中に携帯用ごみ袋を組み込んだ商品を開発。細井さんは「学びの多い大会だった。まずはすでに決まっているルーマニアでの同取り組みについての活動に注力し、その後は大阪にも広げていきたい」と話した。
神田芙羽さん(17)
雑草由来のバイオエタノール生成によるエネルギー問題の解決に取り組む。神田さんは「このテーマが心から大好き。これまでは研究ばかりしてきたので、ビジネスの視点をしっかり学びたい」と意欲を見せた。
森田智信さん(19)
商業高校生向けの進路・学習支援サービスを展開。森田さんは「一番年上だったが、他の参加者の発表が刺激になり、メモが止まらなかった。伴走してもらいながら、より多くのお客さまにサービスを届けたい」と語った。

同プログラムは現在3期生を募集中。決勝大会は11月21日に開催予定となっている。
