「チン!するレストラン in OSAKA」を記者が体験してきた アイスもぜーんぶ食べ放題!

 「ハーゲンダッツが食べ放題」ー。そんな夢のような体験ができると聞き、食いしん坊記者が職権乱用して突撃取材に行ってきた!

 向かったのはOSAKA FOOD LAB(北区中津1丁目)で行われているグルメイベント「チン!するレストラン」 in OSAKA。なんと、約200種類の冷凍食品と約50種類のアイスが90分間食べ放題! 会場には冷凍ショーケースがずらりと並び、中から好きなだけ商品を取って「チン」して食べられる。まるで「冷食のテーマパーク」のようなエンタメ感と、陳列されている商品をつまみ食いしているような罪悪感が入り混じり、何だかよく分からないテンションに(笑)。

 しかし、これだけの種類があると逆に悩んでしまう。そこで、同イベントを主催する日本アクセスの、フローズン食品MD部の部長であり〝冷食マニア〟の松元雄一さんにオススメの商品を聞いてみた。

▼青の洞窟 ハーブの香りと赤ワインで仕立てた牛肉のボロネーゼ(日清製粉ウェルナ)

 パスタは冷凍食品の中でも特に断トツの商品数で、最近はお肉や魚介などの食材がごろっと入ったものも。中でも「青の洞窟」シリーズは、レストランで食べるような味わいで、「これ冷食!?」とびっくりしてしまう。

▼よくばり御膳 鶏めしとチキン南蛮(ニップン)

 トレンドとして、ワントレーで一食完結型の冷凍食品が増えている。別々のおかずを同じ分数で温めるとどちらか一方がパサパサになりそうだが、チキンはぷりぷり、ご飯はホカホカで作りたてのよう。技術のスゴさにびっくり。

冷やし中華(ニチレイ)

 冷凍食品はレンジで温めるためホットメニューがほとんど。しかし、レンジで溶けないという氷の性質を生かすことで冷やしメニューもできるように。(記者は満腹になってしまったため食べれず…プライベートでチャレンジ予定!)

 「『冷凍食品って手抜きだよね』とか『チルドと比べるとおいしくないでしょ』という認識を変えていきたい。どちらかというと『あの冷凍食品この前食べてん』と自慢になるようなポジションになるよう目指していきたいです」と熱く語る松元さん。記者もすっかり冷凍食品のトリコになった。

 同イベントは7月2日まで開催。事前予約制でかなり予約枠が埋まっているためキャンセル待ちを狙う必要がある、とのこと。詳細は公式HPまで。