類設計室が新体制 岩井裕介氏社長就任 〝共創の森〟掲げ成長段階へ

 類設計室(大阪市淀川区)は4月1日付で、岩井裕介氏が代表取締役社長に就任した。阿部紘氏は同日付で退任し、取締役特別顧問に就いた。

代表取締役社長に就任した岩井 裕介氏

 同社は1972年創業。建築設計を軸に、教育事業や農園事業、地域共創事業などへ領域を広げてきた。岩井氏は東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了後の1996年に入社し、設計部門や企画部門を歴任。2006年から東京設計室長、2025年から経営統括部長を務めていた。

 岩井氏は就任にあたり、〝ともにつくる〟企業を掲げ、「社員にとどまらず、顧客や地域、学生らと共に価値を生み出す『開かれた企業』を目指す」とした。多様な人材が関わり合いながら新たな価値を創出する姿を〝共創の森〟と表現し、「そこから生まれる力が社会の活力につながる」と強調した。

 また、企業の役割について「利益追求にとどまらず、人が育つ場であるべきだ」とし、個々が主体的に社会課題に向き合う環境づくりに注力する考えを示した。2026年1月には、将来の社会像を研究する「活力共創研究所」を設立しており、中長期視点での事業展開も進める。

 同社は今後、これまで整備してきた経営基盤を踏まえ、新たな成長段階に移行する方針。建築設計のほか、学習塾「類塾プラス」「類学舎」などの教育事業部、農園事業部「類農園」、地域共創事業部「類宅配」などを展開している。

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