「まずは楽器に触れてみて」城東区・野江に音楽版「子ども食堂」 音楽始めたい小中生を募集

運営代表の中野利仁さん(左)とアドバイザーを務める「津田ベース教室」代表の津田藤宏さん(右から2番目)=3月26日、大阪市城東区野江、編集部撮影

 子ども向けの楽器体験教室「おとびば 放課後おんがく室」が、今年2月からスタートした。会場はイベントスペース「おとびば」(大阪市城東区野江4-8-11)。施設オーナーが趣味で集めたというギター、ベース、ドラム、ピアノなど本格的な楽器が常設。同区在住のベーシスト・津田藤宏さん(「津田ベース教室」代表)がアドバイザーとして参加し、現役プロミュージシャンのアドバイスを受けながら自由に触れることができる。対象は小学3年生から中学3年生、月一回開催。

 参加費は子ども1人1回1000円。ただし家庭の事情により応相談、ひとり親世帯は無料だ。

教室の様子=3月26日、大阪市城東区野江、編集部撮影

 「音楽版こども食堂」と掲げるこの教室を運営するのは、一般社団法人WORLD FELIxの代表・中野利仁さん。普段は同区を拠点に俳優や映画監督として活動する。母子家庭で育ち、子どもの頃は楽器を習う余裕がなかったという中野さんは、大人になってギターを始め、音楽の楽しさや世界観の変化を実感した。

「音楽に触れて人生が本当に豊かになったが、子どもの頃は、楽器の始め方がわからない、お金がかかりそうなどという理由で諦めていた。おそらく似た考えで音楽の習い事を後回しにしている家庭もあるのではないか。今増えているこども食堂のように、子どもが気軽に集まって音楽に触れられる場所があればと考えた」と中野さん。まずは知り合いの子どもたちとスタートしているが、「短期間で成長が見られる」と驚いていた。

「参加しなければ何の可能性も生まれません。続けるかどうかは触れてから考えればいい。音楽を始めてみたい小、中学生は一度見学に来てみてほしい」と呼びかけた。

 現在先着6人で参加者を募集中。毎月第3木曜日、午後4時半から同6時ごろ。問い合わせはworldfelix.gia@gmail.com。

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