難波にジンギスカン酒場オープン 卓上ハイボールでラム肉気軽に

 大阪・難波に「北海道ジンギスカン酒場 ラム太郎」が3月15日、オープンした。関西ではまだまだ馴染みの薄いジンギスカン。食欲と好奇心がむくむくと持ち上がった記者は、オープン直前に開かれた試食会に参加し、一足早くその味わいを体験してきたのでご報告する。

 店内は全180席の広々とした空間。仕事帰りの一杯や仲間との宴会、家族との食事まで対応できる〝懐の深さ〟は一目瞭然。案内されたテーブルに着くと、看板メニュー「ジンギスカン ラム太郎セット」(1078円)が用意されていた。野菜がたっぷりと盛り付けられた鉄板の中央に、塩〆熟成ラム肩ロースとラムももを自由に並べて炒める〝王道ジンギスカン〟スタイルだ。

「成吉思汗と書いてジンギスカン」「ラム肉は独特の風味とヘルシーさが魅力、私も大好きです」と店長談

 記者も早速、熱した鉄板の中央にラム肉をのせた。ジュッと肉が焼ける音と香ばしい匂いが瞬く間に広がり、期待値を爆上がりさせる。はやる気持ちを抑えてじっくりとラム肉に火を通し、満を持してタレに絡めて薬味とともに頬張った。想像以上に肉質はやわらかく、あっさりとしていてクセもない。この味わいで、牛肉や豚肉より低カロリーで高タンパク、100グラム中の脂質も少ないとなれば、万年ダイエット中の記者は今後、「焼肉と言えばラム」をデフォルトにしようかと真剣に考えるほどだ。

ラム肉の魅力のひとつが、鉄や亜鉛といった不足しがちな栄養素を豊富に含む点。ビタミンCが豊富な野菜と一緒に食べることで鉄の吸収率はアップ。ジンギスカンは理にかなった調理法だ

 同店のもう一つの特徴は、各テーブルに設置される卓上ハイボールサーバーである。セルフスタイルで自分のペースで注げる仕組みで、焼きたてのジンギスカンと冷えた一杯を合わせられる。試食会の時点ではまだ準備中でサーバーを試すことはできなかったが、脂ののったラム肉と爽快なハイボールの組み合わせは間違いなく相性がいい。自分のタイミングで注げる楽しさも、訪れる人の会話を自然と弾ませてくれるだろう。

 肩ロースやラムチョップ、タレ漬けラムなど多彩な部位を味わえる食べ放題コース(5148円、120分制)を選べば、ポテトサラダや揚げ物などサイドメニューや一品料理もすべて食べ放題になる。同店のラム肉は上質で食べ飽きないからこそ、単品ではなくコースを選んで、好きな部位を好きなだけおかわりするのがおすすめだ。

 東京では専門店が増えているラム肉業態だが、大阪ではまだ珍しい。難波の繁華街に登場したジンギスカン酒場は、ラム肉を気軽に楽しむ新しい一軒として、にぎわいを見せそうだ。
(西村由起子)

■北海道ジンギスカン酒場 ラム太郎 難波店/大阪市中央区難波3丁目1-22 3階/電話070(8430)0361

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