大阪発「鳥貴族」シンガポールでFC契約 〝グローバル・ヤキトリ〟加速

 焼き鳥チェーン「鳥貴族」を展開するエターナルホスピタリティグループ(大阪市中央区)は、シンガポールでフランチャイズ契約を結ぶことを決めた。現地で「焼鳥屋 鳥貴族」を出店し、東南アジアでの事業拡大を加速させる。

 今回の契約相手は、フェアプライス・グループ・フードサービス社とBHAG社が出資する合弁会社、ゴハン・コンセプツ社。エターナル社が持つ商標や店舗運営のノウハウ(経営のやり方や調理、接客の仕組みなど)を提供し、現地での店舗展開を認める。売上高に一定の料率を掛けたロイヤリティー(加盟料)を受け取る仕組み。

 同社は、日本の焼き鳥文化を世界に広げる〝グローバル・ヤキトリ・ファミリー〟を掲げ、中期経営計画に基づき米国や東アジアで出店を拡大してきた。東南アジアではベトナムに子会社を設立し、フィリピンでもフランチャイズ契約を締結するなど、進出を本格化している。

 シンガポールは日本食人気が高く、焼き鳥店も一定の市場を築いている。今後も成長が見込めると判断した。フェアプライスは同国最大級の小売企業で、フードコート運営でも高いシェアを持つ。物流網や食品分野での幅広い事業基盤を生かせることが強みという。BHAG社は外食事業の運営に実績があり、アプリ開発を通じて顧客サービスの向上にも取り組んでいる。

 エターナル社は、現地パートナーの事業基盤を生かしながら、シンガポールでの「焼鳥屋 鳥貴族」の着実な展開を目指す。

 同社は、2024年5月1日付で旧社名の鳥貴族ホールディングスから現社名へ変更した。社名を改め、世界展開を本格化させる〝第2の創業期〟と位置付けている。

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