大河で注目! 秀吉と秀長の絆をたどる 大阪城でゆかりの地キャンペーン

 今年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(1月4日から放送)で豊臣秀長が主人公として描かれていることに合わせ、大阪城天守閣では、秀吉・秀長兄弟に焦点を当てた「豊臣兄弟ゆかりの地」キャンペーンを実施している。期間は12月27日まで。城内に掲出されたのぼりやポスターは、秀吉と秀長の人物像を親しみやすいタッチのイラストで表現。歴史上、対立する兄弟が多かった中で、仲が良かったとされる二人の関係性や、人とのつながりを大切にした姿を伝えている。

 館内展示や季節ごとの企画を通じて、兄弟が生きた時代の「大坂城」や当時の出来事、ゆかりの人物や場所を紹介する予定で、天守閣4階の展示室では、3月23日まで企画展示「大坂から天下へ!―秀吉の躍進―」を開催。本能寺の変後の山崎、賤ヶ岳、小牧など一連の合戦を中心に、資料や「山崎合戦図屏風」、秀吉が実際に使用したとされる軍配、秀長宛ての書状などが展示されている。

 本能寺の変で織田信長が討たれた翌年、秀吉は日本一と称された城を大阪に築き、天下統一を目指した。背景には、武力だけでなく、大名同士の関係づくりを重視した統治の姿勢があったとされる。兄弟が共に夢を描いた「大坂城」の歴史があらためて注目されている。(山崎博)

大阪城内に設置された「豊臣兄弟ゆかりの地」キャンペーンののぼり
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