新しい学びスタート 次世代型学力を追求する新六年一貫教育 履正社中学校

 今年4月に校名を変更した履正社中学校(旧・履正社学園豊中中学校)は、新・六年一貫教育「学藝コース」を新たにスタートした。特徴は、めまぐるしく変化する社会を生き抜くための「言語技術力」と「主体的に学びに向かう力」、そしてICTを有効に活用した21世紀型教育の3点だ。

 中でも言語技術力は「全ての学びの土台であり、子どもの将来を左右するのは言葉を論理的に扱う力である」という方針のもと、毎週2コマ実施。「つくば言語技術教育研究所」(三森ゆりか所長)作成のプログラムをもとに、生徒らは六年一貫カリキュラムの中で情報をインプットし(読む・聞く)、思考し(論理的・批判的・分析的・多面的)、アウトプットする(話す・書く)技術を積み上げ式で学習する。
 担当教員は「放課後のオリジナル専攻ゼミと呼ばれる原則無料授業との相乗効果で生徒がどう成長していくのか楽しみです」と話している。

■履正社中学校・高等学校/大阪府豊中市長興寺南4-3-19/電話06-6864-0456/Riseisha.ed.jp