万博会場での大人気を受けて、来春に大阪でレストランをオープンする予定だと発表していたドイツレストランの「Oishii! Germany」は来夏にオープン時期を変更すると発表。同時にその次に狙うのは、2027年に開催される横浜とセルビアでのミニ万博への出店、そして横浜園芸博への出店が成功すれば、横浜か東京への進出も視野に入れているという。
先日、新規オープンを伝える記事が公開されて以降、同店には問い合わせが殺到し、インスタグラムのフォロワーが2万5000も増加。この反応に手応えを感じたようで、現在、2027年に横浜で開催される園芸博に同店を出店すべく、交渉を進めているとのこと。

驚くのは、同博覧会にはドイツは国としては出展しないため、「Oishii! Germany」は単体で飲食店として出店することになるが、それでも出店したいというほど日本市場に魅力と手応えを感じているのだ。
また、ドイツパビリオン内の同店で使用されていた長いベンチとカウンターは、あるドイツ人男性から買い取りの相談があり、神戸で何かに使いたいということらしいので、あのベンチとカウンターを配した何かが神戸にオープンするかもしれないという。


新しくオープンするレストランはパビリオン内にあった店舗よりは小さい78席なので何かを持っていって使用することはなく、全て新たに揃えることになる見込みだ。備品はドイツのブランドでパートナー企業でもあるRieber、RATIONAL、Meikoなどから調達することになる。
来夏の新店舗オープンと横浜での「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)」への参加、そして同時に2027年にセルビアのベオグラードで開催される万博でもレストランをオープンするために応募する予定で、入札を待っている状態、と同店の運営会社「78degrees」は大忙しだという。
そして、無事に2027年国際園芸博覧会に出店し、大阪万博と同様に大人気を博せば、その勢いで横浜か東京にも新店舗をオープンさせたい、という計画をお披露目してくれた。
今後のアップデートは78degreesのInstagramやウェブサイトで発表していくので詳細を知りたい人はフォローして欲しい、ということだ。