医療・福祉を中心に地域医療を展開する「清水会グループ」（守口市、水野智志理事長）は５月３１日、大阪産業大男子バスケットボール部とスポンサー契約を結んだ。
スポーツを通じた学生支援と地域貢献が目的。体育会系の就職に強い「スポーツフィールド」（大阪市北区）が進める大学スポーツ支援サービスの一環で、就職支援とスポンサー連携を組み合わせた新たな取り組み。プロチームへの支援実績のある清水会は大学スポーツとの連携は初。
露口亮太監督は「競技力向上だけでなく、人間力育成が学生スポーツの本質。支援は選手にとって大きな励みと誇り」と感謝し、金友蓮副主将（４年）も「支援を力に変え、結果で応えたい」と語った。
清水会の水野智志理事長は「スポーツには協調性や忍耐力などを育む力がある。皆さんの成長を心から応援しています」と激励。自身もサッカー経験者として「学生たちの礼儀正しさ、芯のある姿勢に感銘を受けた」と今後の継続的支援を誓った。
同部は関西学生バスケの１部リーグに所属し、全国大会を目指す強豪。今後は清水会と連携し、地域イベントやスポーツ教室などの地域貢献も検討していく。