2025年国際博覧会(大阪・関西万博)は、会場での決済手段を万博史上初めて原則キャッシュレスにする。クレジットカードや交通系ICカードに対応するほか、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を使った万博独自の決済アプリを導入する。万博をきっかけに諸外国に比べて低水準にとどまるキャッシュレスの比率を高め、支払いの簡素化、レジでの会計の時間短縮、非接触によるウィルス対策、店舗の非現金化による防犯対策強化につなげたい考えだ。
会場ではビザやマスターカード、JCBなど国際ブランドのクレジットカードのほか、交通系ICカード、QRコードなど約60の決済手段を使えるようにする。
また、外国人来場者、修学旅行等で会場を訪れる学生など決済手段を持たない人を念頭にプリペイドカードの販売などを検討する。
万博会場で使えるキャッシュレス決済
●クレジットカード
VISA、Master、JCBなど
●電子マネー
交通系ICカードやQRコード
●万博独自の金融サービス
「EXPO2025デジタルウォレット」
銀行口座からチャージする