
大阪観光局は5月28日、人気漫画「キン肉マン」と大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」とのコラボデザインを制作したと発表した。現在、同デザインを活用した商品の開発・販売に向け、事業者を募集している。
コラボはキン肉マンの原作者で大阪出身の「ゆでたまご」氏の協力により実現。ミャクミャクがキン肉マンと同様のレスリングパンツやシューズ、リストバンドを着用し、筋骨隆々とした姿で登場している。
同局によると、今回の取り組みは万博の機運醸成と自主財源の確保が目的で、今後も商品開発を通じて観光関連ビジネスの拡大を目指すという。キン肉マンには米国の「テリーマン」、中国の「ラーメンマン」など国際色豊かなキャラクターが登場し、万博との親和性の高さもコラボの背景にある。すでに複数の企業から商品化の打診が寄せられており、雑貨や菓子、アパレルなど幅広いジャンルでの展開が期待される。
同局の溝畑宏理事長は「万博の機会を最大限に生かし、コラボ商品を通じて大阪観光の魅力と収益力を高めたい」と話している。また、溝畑理事長より本企画に尽力した大阪観光局営業推進アドバイザーの阪本晋治氏に対し感謝の意が述べられた。