カジュアルビアレストラン「Cerveza JPN(セルベサ ジャパン)」が「ルクア大阪」10階の「ルクアダイニング」に4月24日オープンする。東京・渋谷の1号店に続く2店舗目。大阪・関西万博の開催や梅田の再開発によって、今後、国内外の旅行客が急増することを見据え関西初進出を決めた。
屋号の「Cerveza」とは、スペイン語で「ビール」の意味。その名の通り、独占直輸入の世界各国から集めた多彩なクラフトビールと、本場スペインの味を再現したパエリアやタパスなどを楽しめる。
看板メニューは、パエリア発祥の地・バレンシアの伝統料理「バレンシアパエリア」。パエリア専用に厳選した、硬質で甘みがある国産米に鶏肉、ウサギ、エスカルゴ、インゲンなどの食材を合わせた人気の一皿だ。ほかにも、エビやイカ、アサリ、ムール貝などを使い、魚介の旨味を凝縮した「魚介のパエリア」、イベリコ豚を使った「イベリコ豚のMIXパエリア」なども揃える。また、アルコールに合う一品料理として「スペイン生ハム〝ハモンセラーノ〟」「生ハムのクリームクロケッタ」「スペインチョリソー」などもメニューに並ぶ。

特に注目したいのが、日本ではここでしか味わえない限定メニュー「骨付き熟成リブロースグリル」だ。牛肉は、スペインのガリシア地方で最長15年かけて育てられた経産牛。ストレスなくのんびり肥育することで実現する、適度な霜降りとハリのある赤身肉が特徴だ。工程にもこだわり、スペイン現地の名門加工会社で2週間~1カ月の間乾燥させた後、約45日間も熟成させる手の込みようだ。乾燥・熟成という2工程を経ることで牛肉から水分が抜け、濃厚な味わいになり、やわらかい肉質へ変化するという。熟成したガリシア牛は〝世界一〟と称されるほど。この〝超長熟成〟の工程を経てガリシア牛を輸入している業者は、国内で唯一となる。
店名にもなっているクラフトビールは、世界各国から直輸入した約30種類を揃える。中でも生樽で用意する「ホフブロイ ミュンヘン」は、万博のパビリオンでも提供される予定になっている。
ヌン活派には、数量限定の「スパニッシュアフタヌーンティーセット」がおすすめ。旬のフルーツをスイーツに仕上げ、ピンチョスやミニパエリアなどスペインの人気メニューをのせた心華やぐセット。スパークリングワイン&カフェが付いているのも嬉しいポイントだ。

店内は134席を有し、梅田では珍しい宴会や団体旅行客などの需要にも対応してくれる。
■CERVEZA JPN(セルベサ・ジャパン) ルクア大阪/大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ10階「ルクアダイニング」/電話06(6151)1562