門真市二十歳のつどい 新成人が未来への誓いを新たに

 門真市の「ルミエールホール」で1月13日、「二十歳のつどい」が開かれた。晴れ着やスーツに身を包んだ新成人らが会場に集い、人生の節目を迎えた喜びと希望に満ちた姿を見せた。

門出の言葉を述べる新成人代表者ら
門出の言葉を述べる新成人代表者ら

 宮本一孝市長は祝辞で、同市の名誉市民第1号である松下幸之助の言葉を引用。「みなさんの前途は非常に希望に満ちている。どうか体を大事にし、一日一日を充実させてほしい」と語りかけた。

 また、新成人が中学卒業直後にコロナ禍を迎え、高校生活の多くを制約の中で過ごしたことにも触れ、「困難を乗り越えた経験を胸に、新たな挑戦を続けてほしい」とエールを送った。

 新成人を代表して、井本彩音さん、木村和心さん、脇本拓真さんの3人が「門出の言葉」を述べた。コロナ禍での学生生活を振り返り、「笑顔を見せ合ったり、声を掛け合ったりすることが難しい日々の中で、不安や戸惑いもあったが、仲間と支え合う大切さや思いやりの心を学ぶことができた」「門真市でのたくさんの思い出や学び、誇りを糧に力強く歩んでいく」と、未来への決意を新たにした。さらに実行委員のメンバーの一人は「大人としての自覚を持ち、社会に貢献できるように日々精進します」と抱負を述べた。