「なにわの海の時空館」跡地活用法を発表 イベント会場やミュージアム

なにわの海の時空館

 2013年に閉館した「なにわの海の時空館」の跡地と周辺の整備計画が、2月25日に発表された。大阪市が公募で選定した観光コンサルタント会社が事業を引き継ぎ、2025年大阪・関西万博を見据えた新たな施設として活用する。

 跡地周辺は万博会場に近い立地を生かし、イベントやパーティーを開催できるスペースを整備。イベントがない時は屋外カフェとして利用できるようにし、観光客や地元住民が気軽に訪れやすい場所を目指す。オープンは4月10日を予定している。

 また、特徴的なドーム型建物は、文化や芸術の発信拠点としてミュージアムやエンターテイメント施設に再利用される計画だ。特に海外からの観光客を意識した内容となる見込みで、具体的な施設内容や開業日は決定次第発表される予定。