「食べて踊って大爆笑」お笑いコンビ見取り図が初の盆踊りフェス

 お笑いコンビ「見取り図」が企画した「見取り図盆踊り」を大阪・靭公園内テニスセンターコート特設会場で初開催。仲間のお笑い芸人が地元だけでなく東京からも加わり計15組が集結、約3500人の来場者と共に輪になって盆踊りをしながら、お笑いネタやさまざまなコーナーで盛り上げ。ラストはスペシャルゲストの伝統河内音頭継承者・河内家菊水丸(61)が音頭を取る河内音頭の総踊りで締めくくった。

盆踊り開幕に元気で手を振る「見取り図」の2人

 周囲が観客席ですり鉢状になっている会場の中心に盆踊りの巨大やぐらが建てられ、正面には巨大提灯と共に大型ビジョンを置いたメインステージを設営。スタンド客席から盆踊りのアリーナへは行き来が自由。アリーナで踊って、自席で一休みしながらライブを観て飲食を楽しみ、またアリーナで踊るなど、思い思いの楽しみ方ができる構成。会場内外にはこの日のためにだけ作られたグッズ類や撮影ポイントも用意され、浴衣姿のファンを飽きさせない仕掛けに

手を振る姿は後方の大画面にアップで

終演後の囲み取材でリリー(40)は「ぼくたちが楽しんでいることを一緒に楽しんでくれているのがすごくうれしい。いいお客さんたちに愛してもらっている」と感激の面持ち。盛山(38)も「9月のこの時期に再び浴衣を着るのは面倒だったと思うんですけど、皆さん喜んで集まってくれた。盆踊りの振り付けを覚えてくれて、一緒に踊ってくれていたのがとてもうれしい。ぜひぼくらの夏の恒例行事にしたい」と成功に気をよくしていた。

(畑山 博史) 

終了後、汗を拭いながら取材に応じる「見取り図」の2人