アート文化が暮らしの中の風景となっている大阪・中之島エリア。経済と文化の中心地だけではない都心には「街・人・アート」が結びつく空間と時間が広がっている。
この中之島を代表する大阪中之島美術館(大阪市北区)が来年2月で開館3周年を迎えることから9月14日、記念特別展「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」が開幕した。12月8日まで。
特別展は大阪中之島美術館、東京国立近代美術館、パリ市立近代美術館の3館が、それぞれの所蔵作品から共通点のある作品でトリオを組み、構成するというユニークな内容。
時代や流派を超えて、主題やモチーフ、色や形、素材、作品が生まれた背景など、自由な発想で組まれたトリオの共通点はさまざま。総勢110人の作家が絵画や彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など約150点の作品を34のトリオで組み、新たなモダンアートの視点を提案する。
開場は午前10時〜午後5時(入場は同4時半まで)で、月曜休館(9月23日、10月14日、11月4日は開館し翌火曜休館)。
(コピーライター/プランナー 中村のりこ)
TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション | 大阪中之島美術館