府立2校を廃校へ 定員割れ続き再編計画 府教委

 大阪府教委は8月26日、大正白陵高校(大阪市大正区)、福泉高校(堺市)の2つの府立高校の生徒募集を停止する方針を決めた。前者は5年連続、後者は4年連続で定員割れしていた。11月の府の会議で正式決定する。

 大阪府では少子化で志望者数の減少傾向が続くことから「2028年までに9校」を目途に府立高校を統廃合する計画を進めている。特に、2024年から始まった私立高校の授業料完全無償化の影響もあり、府立高校の約半数が定員割れとなっている。