出産費用の「保険適用」 産科の収入減などの懸念も

 出産費用の保険適用導入に関する厚生労働省の有識者検討会の第2回会合が8月1日に開催された。参加した医師からは妊婦の費用負担の軽減には賛同する一方、産科の収入が減ることへの不安や、医療体制確保への懸念の声が上がった。政府は少子化対策の一環として、2026年を目途に出産費用の保険適用化を検討している。