【吉本新喜劇】西川きよしの長男・忠志が15周年記念公演 シークレットゲストは?

 〝浪速のロイヤル・ファミリー〟西川きよし(77)・ヘレン(77)夫妻の長男で吉本新喜劇中堅座員の西川忠志(56)が、6月16日夜に「西川忠志 吉本新喜劇入団15周年記念公演 感謝」(なんばグランド花月)を行う事になり、間寛平GMの月例会見席上でPRした。

寛平GM(右)の月例会見で、〝新喜劇の顔〟に指名された島田珠代(左)と共に15周年公演をPRする西川忠志

 東京で大学在学中にテレビ・舞台の俳優としてデビュー。2009年に大阪に戻り新喜劇入団、確かな演技力を生かし二枚目から悪役まで幅広く演じられる貴重な存在に。当初は入団10周年記念公演を計画していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で一度は中止に。コロナ沈静化で改めて節目での公演が決まった。

「15周年イベントに合わせて小冊子も出来ました」と披露する西川忠志

 ゲストは「俳優として30年来の付き合い」という女優戸田恵子(66)に依頼。5月からスタートの三谷幸喜演出の独り芝居「虹のかけら~もうひとりのジュディ」の全国ツアー中だが、前日が大阪・岸和田での公演とあってスケジュール調整ができ出演を快諾した。西川は「コメディエンヌとしても存在感を発揮される戸田さんと、笑いの集団の吉本新喜劇がコラボすると、どんな化学反応が起きるのか? 僕自身も楽しみ」とうれしそう。

島田珠代(中央)の体を張ったギャグをまね「姉さん、体幹すごい!」と目を見張る西川忠志(左)。後方は寛平GMと酒井藍座長

 16日を終えると、戸田は米ニューヨークのカーネギー・ホール出演のため渡米予定で、西川は「〝今年はNGKとカーネギーの両方の舞台に立てるなんて神様からの贈り物〟と喜んで下さいました」と戸田からのコメントを紹介。

新喜劇先輩末成映薫のUFO型カツラをかぶりおどける西川忠志

 新喜劇からすっちー、酒井藍、アキの3座長はじめ、辻本茂雄、内場克典の2元座長らがサポートに駆け付ける豪華な布陣だが、西川は「他にもシークレットゲストが…」とポロリ。「誰?」と寛平GMや同席した島田珠代らにツッコまれ、西川は必死に答えをはぐらかし「秘密です」と連発。「ご両親、いやパパとママが登場?」とさらに追い打ちを掛けられ「ボクはウソを付けないので…。顔、見てください。シークレットです」とさらに否定するも次第にしどろもどろ。司会の酒井座長から「もうバレてますやん」と追い打ちを掛けられ、顔を真っ赤にする一幕も。

 (畑山博史)