人気急上昇中の歌手、田中あいみ 京都弁まじりのおしゃべりでPR

 大学卒業まで京都で生まれ育った一昨年の日本レコード大賞最優秀新人賞受賞歌手・田中あいみ(23)が、関西でテレビやラジオの生出演と収録、新曲「私は私…」のPR活動などを精力的にこなしている。3月には初の大阪での単独ライブも決定。独特の京都弁まじりのおしゃべりで「みんな、こなアカンで!!」と呼びかけている。

「やっぱり関西に戻ってくるとホッとする」と話す田中あいみ

 新曲はデビューから3年、CD4枚目で各種ヒットチャートにて1位獲得。昭和歌謡の内藤やす子、中森明菜を思わすブルースっぽいソウルフルで懐かしい曲調。「1月31日発売でまだ1カ月たってへんのに急速に順位上がったからびっくり。舞台からお客さんの顔見ると〝確かにファン層広がったかなぁ?〟と実感ですね」と手応え。

 3月には、22日にNHK大阪制作のテレビ特番「なにわんFES2024」(夜10時)に出演。大阪が誇るナンバー「ワン」、オンリー「ワン」の歌手とお笑い芸人たちが集結する中で堂々と2曲を歌い切った。「実は坂本冬美さんの『夜桜お七』を歌わせて頂くことになりまして…、全然うとたことなかったので師匠(細川たかし)にレッスンして教えて頂きました。師匠の弟子でホンマ良かった」とホッ。翌23日には南森町のライブハウスで、大阪では初の単独クラブを2回公演で開催。「埋まるんやろか? 来てな」と猛烈アピール。

ヒットチャートで1位になった新曲「私は私…」のジャケット

 細川一門では「女将(おかみ)」の愛称で呼ばれる。マスコットイラストも前掛けに〝女将〟の文字入り。細川たかし事務所の通販サイトではおなじみの白いミニ姿のクリスタルスタンドやミニのぼりを作ってもらった。「かわいくて気に入ってます」と言い、実際人気も上々。

 さまざまなバラエティー番組に出演し、関西人らしいノリの良さを発揮。MBSテレビの人気番組「プレバト」に呼ばれ俳句をひねったり、師匠の物まねで知られるレイザーラモンRGとYouTubeで絡んだりとキャラクターの面白さで注目度はうなぎ昇り。

 8月大阪・新歌舞伎座の「梅沢富美男研ナオコ特別公演」(18~30日)では、初の時代劇に挑戦。着物とカツラでの演技に「私、京都やから〝着物は絶対似合う〟と勝手に思てるんです」と常にポジティブ。

 気分転換は映画。「なかなか休みないんで、見逃した話題作をネットで一気に2、3本観ます。意外にインドア派なんで」と、トレードマークの長いまつげをパタパタさせニッコリ。

 (畑山博史)

お茶目なデザインの大阪初単独ライブのポスター