健康づくりや子育て支援、介護予防で守口市とスギ薬局が包括連携協定

協定書に調印した浦副社長(左)と瀬野市長(中央)、同市のシンボルキャラクターもり吉

3月12日、子育て応援タイム開催

 守口市とスギ薬局は8日、同市役所内で連携と協力に関する包括協定を締結した。瀬野憲一市長と杉浦伸哉副社長が調印した。健康づくりや子育て支援、介護予防など幅広い分野で相互連携と協働による活動を推進することで、市民の安心安全なまちづくりにつなげるのが狙い。今後は子育てに関する情報発信や、高齢者などの異変に対する早期発見などの協力などを検討している。

 同社は昨年12月に薬剤師や管理栄養士、看護師らを集め、離乳食をテーマに子育て講座を開催。3月12日には「子育て応援タイム」と題して、同市役所内で市内在住の0~2歳児と保護者を対象に、出産後の肌や抜け毛、体調の変化や、離乳食など子どもの栄養と食事のこと、子育てに関する悩みを応えてくれる相談会を行うなど、今後も官民連携してイベントを開催していく予定。

 杉浦副社長は「医療や介護、生活支援までのトータルヘルスケアの観点から、協定をきっかけに地域に頼られる存在になりたい」とあいさつした。