大ガスが出資するバイオマス発電所が商業運転

国内最大級のバイオマス専焼発電所

 大阪ガスとレノバなどが共同出資する国内最大級の徳島津田バイオマス発電所は12月9日、商業運転を開始した。

 木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を主な燃料とし、大阪ガスが出資するバイオマス専焼発電所では最大規模(発電容量7万4,800kW)。また、Daigasグループとしては、松阪木質バイオマス発電所、市原バイオマス発電所に続く3カ所目のバイオマス専焼発電所の運転開始となった。

 Daigasグループでは、名古屋発電所、名古屋第二発電所における石炭・バイオマス混焼、松阪木質バイオマス発電所における国産材を活用した地産地消型のバイオマス発電事業を行っている。同事業等で得られた火力発電所運営・木質バイオマス調達等の知見を活用し、複数のバイオマス専焼発電所への参画を決定し、建設を進めている。

 大阪ガスは2023年度の中間目標として掲げていた「2023年度までに再エネ普及貢献量を250万kWに拡大」を達成した。