守口市がEV先進都市をめざす テラモーターズ(東京都)とEV充電器で協定

協定書に調印した瀬野憲一守口市長(左)と、テラモーターズ自治体統括責任者、酒井良成氏、守口市のシンボルキャラクターもり吉

 守口市は電気自動車(EV)向けの充電インフラを手掛けるテラモーターズ(東京都港区)と11月30日、同市役所内でEV充電器の普及促進に向けた協定の締結式を行った。大阪府内では初めて。今後は市役所や大枝公園、コミュニティセンターなど公共施設の駐車場で充電スタンドの整備を検討している。

 充電器は通常の2倍の6㌔ワットの高速充電器で、1時間の充電で30~40㌔㍍ほど走行できる。料金は1時間の充電で350~400円程度を想定している。また災害時、停電が発生した場合の電力供給源として無償解放を行う方針。

 瀬野憲一市長は「充電インフラが整えば、市内のEVの普及率も増えるはず。EV先進都市として、脱炭素社会と災害に強いまちづくりを目指す」と話している。