守口市は10月19日、「マーケットエンタープライズ」(東京)と事業連携協定を締結した。同社が運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて不要品を再利用する仕組みを構築し、廃棄物削減と循環型社会の形成を目指す。
市ではこれまでも粗大ゴミの戸別回収を行っているが、重量や大きさを問わず、市民が自宅の外まで運び出す必要があった。「おいくら」は出張買取で大型で重量のあるものでも自宅内から運び出してくれ、最短だと当日の売却も可能。また、家電リサイクル法対象のテレビや冷蔵庫、洗濯機なども、まだ利用できるものであれば売却できる。サービス利用に関して市民の費用負担はなく、市も廃棄物処理量や処理コストの削減につなげる。