大阪国際大学生らが考案した「寿司パフェ」を京阪百貨店で販売

開発を担当した大阪国際大学の学生ら

 京阪百貨店「秋の大感謝祭特別企画」で大阪国際大学人間科学部人間健康科学科の学生らが、考案開発した寿司パフェ「海鮮のお寿司がパフェになっちゃいました」が5日から同百貨店守口店(守口市河原町)で販売された。色鮮やかな大学生らしい目線で海鮮をメインとした「寿司パフェ」が来店客の人気を集めている。

 学生らは京阪百貨店で人気店とコラボする「京阪百貸店×大学コラボ」の一環で参加。「寿司パフェ」は、同学科の喜多野宣子准教授ゼミの3年生を中心とした7人のメンバーが、商品コンセプトについて数カ月にわたって企画した商品。

 最初に寿司パフェを企画提案した若松颯人さん(3年)は「パフェなら見た目もカラフルで女性、若者にも受けると思った。販売価格も学生が求めやすい価格帯にするため、メンバーと何度も話し合って決めました」と企画の狙いを話す。また、ほかのメンバーからも「京阪百貨店守口店の食品部鮮魚担当さまからアドバイスをいただき、『カラフル』をテーマに、見栄えだけでなく、新鮮な海鮮を使用した上で味のバランスや食感の変化で食べても飽きが来ないようにと何度も試作を繰り返しました」などと商品化までの経緯を笑顔を交えて話す。

 初日の5日は商品化した若松さん、新田颯斗さん(3年)、小松桃子さん(同)、山下優羽さん(同)、住井奏美さん(同)、谷口勝聖さん(4年)、西本璃梨さん(同)の7人全員が販売に参加。学生らは鮮魚売場直営店「とれとれ寿司売場」で「僕たちが考案した寿司パフェです」などと自らが考案した「寿司パフェ」を販売、しっかりとした手応えを感じていた。

 ゼミの喜多野准教授は「異学年のメンバーらが全員で商品にまとめあげたパーワーはすごい。私の出る幕はなかったです」と笑顔で話していた。

 「海鮮のお寿司がパフェになっちゃいました」は1折1000円(各日30折限定)で販売。守口店は10月5日(木)~9日(月・祝)、10月12日(木)~15日(日)、10月19日(木)~22日(日)。枚方店・モール京橋店・くずはモール店・住道店は10月5日(木)~9日(月・祝)。

寿司パフェ「海鮮のお寿司がパフェになっちゃいました」を紹介する若松さん(右側)ら