5月に芸能活動を休止し米ロサンゼルスに活動拠点を3年間限定で移したタレント・たむらけんじ(50)が12月16、17の両日、大阪・枚方市で開催される「淀川寛平マラソン2023」に緊急参戦する。9月29日に行われた同大会の第2次出場者らの概要発表会見で本決まりになった。
司会のミサイルマン西代(43)が「前回までずっと出てはった、たむけんさんに出てもらいましょうよ」と間寛平(74)に水を向けると、突然スマホでアクセス。
ボストンのホテルに滞在中のたむらの携帯に、現地時間で夜の10時半に直接電話。突然、テレビ電話になり記者会見場に引っ張り出された格好のたむらは、いきなりの帰国依頼に「3年間の滞在ビザやからその間は帰れへんつもり…。ちょっと待って、待ってって!」と大困惑。
しかし、「吉本がホテル1泊分出します」「2泊目からは、大会参加芸人の家に順番に泊まってもらいます」「航空券は自分のマイルたまった分を使ってください」と、参加芸人が矢継ぎ早に交換条件を提示。
最後は寛平が、「ホンマは来たいんやろ、おいでぇや」とダメ押しすると、ついにたむらも「参加しちゃ~」と渋々承諾。それを見届けた西代はいきなり電話を切断、後は折り返し電話にも出ない徹底ぶりだった。
実現すれば5月9日以来、約200日ぶりの帰国となる。さらに寛平から「たむけんに当日は会場でいろいろ動いてもらいますけど、まず〝炭火焼肉たむら〟のカレー200食は出してもらいます」と高らかに宣言した。
大会は、12月16日に小中学生3㌔、ペア5㌔など。17日は男女のハーフマラソンと10㌔、チーム対抗5区間駅伝など。駅伝にはテレビ番組から「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)や「大阪ほんわかテレビ」(読売テレビ)、吉本新喜劇チームも参加する。出場選手は総勢9200人。
寛平は「これまで観衆を含めて4万5千人が最高の動員数。今年はぜひ5万人の大台に乗せたい。今回で11回目になるので新たなスタートの気持ちで、次の目標は20回。えっ? その時はボク80歳を超えてるんか!」と自らボケて、会見を締めくくった。
(畑山博史)