守口市の京阪百貨店守口店に、百貨店直営の冷凍食品、キッチン用品売り場「5・0°F(ゴエフ)」がオープンした。冷凍食品だけで300アイテムという充実の品ぞろえ。キッチンカウンターも併設し、これからの時代の「食と暮らし」を発信する。
新しい売り場は、同店1階の約100平方メートル。百貨店オリジナルの冷凍食品は全て「からだにやさしい」がテーマでギョーザ、たこ焼き、コロッケ、ピザを用意。ジビエなどの全国産直冷凍食材にも力を入れており、スーパーなど他店との差別化を図っている。
併設のキッチンカウンターでは、プロの料理人による料理教室や調理家電の使い方実演、地元飲食店とも連携し、“コミュニティーの場”として活用していく。
冷凍食品は安価で入手できる「手抜き料理」ではなく、冷凍技術の進歩に加え、新型コロナウイルス禍による巣ごもり需要の高まりもあって「高級ブランド」がトレンドになっている。
売り場担当の松下克俊マネジャーは「担当バイヤーえりすぐりの商品がそろっているので、まずは知り、そして食べて実感してほしい」と話していた。