ラーメンレストラン「どうとんぼり神座」の(株)理想実業が創業以来最高の売上高

支援が必要な家庭にラーメンチケットの配布など

 ラーメンレストラン「どうとんぼり神座」などを運営する株式会社理想実業(大阪市北区、代表取締役社長 布施真之介)の2022年度(2023年3月期)グループ全体売上高は、前年同期比 55.0%増の 98億円と創業以来過去最高(=グラフ)となった。コロナ禍前の2019年度比でも136.8%増を記録した。

 関西や関東を中心に新規11店舗を出店し、昨年7月11日には海外初出店となるハワイ アラモアナセンター店をオープン。グループ全体で国内96店、海外1店を展開(2023年6月末時点)。

 同社は、子どもたちの安定的な生活を守る社会を目指して「子どもの無垢な笑顔を守る」を企業活動の大きな目的としている。奈良の擁護施設の子どもたちを無料招待しラーメンを振る舞ったり、地域の子どもたちを招いた子ども食堂をコロナ後初めて開催。また、社団法人と連携し支援が必要な家庭に対して、店舗で食事ができるラーメンチケットの配布を行うなど、子どもの貧困を脱却するべく地域密着で積極的に支援を行っている。
 今後は、「どうとんぼり神座」から新ブランドのつけ麵専門店「麺屋道頓」を送り出し、更なる出店加速とともに、2023年度のグループ連結売上高 120億円を予想している。