大阪府の吉村洋文知事は10月5日の記者会見で、府内市町村が直面する課題に対し、自治体の主体的な取り組みを後押しする姿勢を示した。
人口減少を見据えた泉南地域の市町合併の議論について、知事は「合併というのも一つの有効な選択肢」と述べ、賛意を表明した。泉佐野、泉南両市が阪南市と熊取町に呼びかけた勉強会など、地元の自発的な動きを府として支援する考え。具体的な支援策は今後、地元の意見を聞いて判断する。
一方、泉佐野市が導入を目指す身元を明かさず出産する内密出産と赤ちゃんポストについては、救うべき赤ちゃんの命があるなら行政が最後の砦になるべきだとの考えを示した。児童相談所を持たない同市と連携し、受け皿づくりなどの課題を乗り越える必要があると指摘。国には制度化を求め、自民、維新両党の協議に期待を示した。
泉南地域の合併議論を後押し 内密出産は国に制度化求める
